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三輪車の作り方 (1)

 

まずはベースとなる自転車を準備します。
車両規定に合った車輪径のものを準備します。
GT500」では16インチが規定なので、16インチの子供車を持ってきました。

写真は新車ですが、もちろん「ゴミになっているような自転車で十分です。

 

 

 

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三輪車の作り方 (2)

 

次にバラバラに分解しましょう。
特にテクニックはいりませんよね。

 

 

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三輪車の作り方 (3)

 

フレームだけの状態にしましょう。
これが三輪車のフレームになります。
(当たり前ですね)

 

 

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三輪車の作り方 (4)

 

次に前輪になる部分を準備します。
これは「一輪車」を使います。
経験上、ミヤタの「フラミンゴ」が加工しやすいと思います。

 

 

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三輪車の作り方 (5)

 

中身はこんな感じ。
当然、、ですよね〜
このフォークの下の部分、クランク取り付けボルトの辺りがミソになります。

 

 

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三輪車の作り方 (6)

 

一輪車の車輪部を取り外します。
このボルト2本を外せば簡単に分解出来ます。
この2本のボルト穴が後の三輪車前輪結合のキモになります。

 

 

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三輪車の作り方 (7)

 

さあ、ココが第一のミソになります。
子供車のフロントフォーク部と三輪車車輪の結合部です。
ご覧の通り、フォークに開いた穴と車輪取り付けの穴が「ほぼ」一致しています。
このままボルトで取り付けることができます。
「ほぼ」と書いたのは、このフレームのフォークの場合若干穴計が細いので少しだけ大きくする必要があったからです。
使うフレームにより若干の加工が必要になると思います。
が、溶接などの加工の必要がないので、これが一番簡単な加工方法だと思います。

 

 

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三輪車の作り方 (8)

 

こんな感じで取り付け穴は一致しています。

 

 

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三輪車の作り方 (9)

 

ボルト径は約8ミリです。
このままボルトでフロント部を取り付けることができます。
ただし、今回のフレームの場合若干フォーク幅が広かったのでフロントフォークを「力」で少し絞る必要がありました。

 

 

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三輪車の作り方 (10)

 

次はステップになる部分と、後輪です。
写真のようなスペーサーを準備しましょう。
今回は「BMX」用のスペーサーを用意しました。

 

 

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三輪車の作り方 (11)

 

まずはステップ部。
これはそんなに難しくありませんね〜
クランクシャフトにスペーサーを差し込んで取り付けるだけです。

 

 

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三輪車の作り方 (12)

 

次に後輪部。
こちらは少し加工が必要になります。
ご覧のようにスペーサーを二つ連結して車軸の補強とします。
このスペーサーの結合と、幅がやや広いのでカットをするという加工が必要になります。
ちょっと工夫してがんばりましょう〜

 

 

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三輪車の作り方 (13)

 

さあ、ハンドルとサドル、そしてすべての車輪を取り付ければ・・・
こんなんなります〜

 

 

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三輪車の作り方 (14)

 

ハンドルはペダリング時に脚に当たらない形状のものを付けましょう。

 

 

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三輪車の作り方 (15)

 

最後にクランクですが・・・
こちらは短いものの方が脚を回しやすいです。
どの程度か?はいろいろとご自身で試してみてください。
市販のものでは長すぎるかも知れませんね・・・

 

 

 

 

 

 

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